センター試験を受験されたみなさん、ひとまずは”お疲れさま”でした。
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受験を控えるみなさん(高校受験)は冬休みからが勝負を決します。
自分の目指すことに向かって行動していきましょう。それはひとえにみなさん一人一人の努力にかかっています。でも、心配事があったら、ひとりで悩まずに、お父さん、お母さんに自分の言葉で相談しましょう。
また、ご心配されているご両親様がいらっしゃったら、ぜひ私たち"さくらコミュニケーションズ"にご相談ください。
ある程度考えてみたら、次は行動してみてはいかがでしょうか?ちょっとした勇気と決断が将来を大きくかえるきっかけになるかもしれません。私たちと一緒に、どんどん問題点を解決していきましょう。
案外、やることがたくさんあります。
1.自分の目指す方向性や能力に見合わない大学進学
2.高校入試で基礎力をつけ、高校時代は自らの目指す方向性を探す
1.中越地区の高校入試
今回は、新潟県中越地区の高校入試について絞って書きます。この地区は、おそらく全国的に見ても本当にのんびりしている学区です。すなわち高校入試とは名ばかりの高校入学確認試験が行われているにすぎません。
統計的にも倍率は、ほとんどの高校で1倍前後(すなわち不合格のほうがむずかしい)、都市部に比べると、非常にのんびりしています。のんびりしていること自体、悪いとは思いません。しかしその問題点を今回は書きます。
まず平成23年度の各公立高校の倍率一覧です。
<長岡高校 1.11 長岡大手高校 1.42 向陵高校 1.43 小千谷高校 1.25 小千谷西高校 0.98 小出高校 0.98 国際情報高校 0.96 六日町高校1.06 八海高校 0.77 十日町高校 0.93 十日町総合高校 1.08(新潟県公式ホームページ2011年3月2日発表)>
軒並み一倍を切っています。これはどういうことを意味するのでしょうか? 親御さんにしても、お子さんにしても、心配が少なくて良いことでしょうか?
近くで観察していてわかるのですが、受験直前の2月末、最終的に自分の受験校が1倍を切ると、生徒さんの顔に、安堵の表情が浮かびます。まあ子供のことですし、気持ちはわかります。しかしこうして本来の学力を伸ばすチャンスに、それを生かせなくなるのです。そのときはよくても将来困ったことが起きます。本来は、受験を通じて、真の実力と経験が身につくからです。高校入試はそういう学力を伸ばす数少ないチャンスなのです。楽であればある程、人は努力はしません。
もちろん高校受験が厳しければ、失敗する人も出てきます。ある男子中学生で、長岡高校に落ちた子がいました。でもその生徒さんは、二次募集で入学した一般高校で3年間がんばり抜き、一流大学に合格しています。99%合格するこの地区の高校受験で、失敗するのは、十五歳の彼にとって、かなりつらい事だったはずです。しかし彼は、その失敗があったからこそ高校時代にがんばれたのだと、私は思います。全力で高校入試に取組んだ事で、失敗からも学ぶことができたのです。そもそも高校受験に失敗したくらいで、人生なんて決まりません。挽回のチャンスはいくらでもあります。大学受験で高校受験の借りを返せばいいのですから。しかしこうしたケースはあくまでもこの学区では例外的なものでしょう。
2.大学進学準備の遅れ
一般的に、こうしたギャップがいつ表面化してくるのか? この地区のお子さんの多くは、高校3年生の夏休み頃に気づきます。でも、それでは遅すぎます。
この時点になって、中越地区の受験レベルが、全国のそれとあまりにも格差が広がってしまっているからです。多くの能力ある公立高校生が本来の実力や希望に見合った大学に進めない状況があるのです。この点こそ、私が日頃から、本当に惜しい、と考えている点です。なぜならば基礎学力は、実は中学時代を通じて、高校入試を通じて一番養われると、私自身は考えているからです。
日頃の中学生を観察していると、教育を社会で無用な、単なる勉強すること、と一面的にとらえている意識が散見されます。これでは、本当の意味で、学習意欲は育ちません。意欲がなければ、日常の学習習慣が身につかないのです。その結果、都会と地方、あるいは都市部と農村部との教育格差はますますひろがります。これは将来の経済格差や治安悪化につながりかねないのです。これからの日本は、いかに一人一人が個人としてしっかり生きていくのか、という、良くも悪くもアメリカ型の社会に近づいていくでしょう。
私の知るお子さんでこういうケースがあります。彼女は、地区のある中学でトップの成績を維持し、生徒会長までつとめました。ところが本来の学力で言えば、進学校を選ぶはずが、近場の進学校があまりにもガリ勉一辺倒である噂を鵜呑みにしてしまって、その学校を毛嫌いしてしまったのです。結果として、ある一般高校へ進学したのですが、部活のブラスバンドには熱中したものの、以前程の熱意を勉強に感じなくなり、ふつうの女子大に進学していきました。大学入学後、本人と話す機会があり、卒業後の希望を聞いたところ、一流企業の名前を出していました。私は、本人にはもちろん否定的な事は言いません。しかし、私には、はっきり分かっているのです。彼女の在籍している大学からその企業に入社できるのは、縁故のみだということを...
本来、個人の能力に都会も、田舎もありません。しかしそれに見合わない環境や機会を選らばらざるを得なかったとしたら、能力や本来意欲のあるお子さんの就業チャンスは限られたものになります。私自身、親御さんの不安をあおっているわけではなく、日本の実情を十分に知り、同様にアメリカでの生活経験からも、この点こそが本当に心配な点なのです。わずかな知識と努力でなんとかできるのであれば、田舎生まれでも、その子どもさんの可能性は、広がります。それが日本やアメリカの良い点なのです。すなわち教育がチャンスを広げる機能を果たしているのです。そのことを理解し、しっかり準備する事は、本人にとって決して無駄な努力ではありません。
ここ2〜3年の新聞記事を抜粋します。
<東京都教育委員会は、2/8(金)に平成20年度都立高校の一次入試応募状況を発表した。全日制の平均倍率は1.45倍。昨年1.43倍とほぼ同じとなった。最高倍率は男子、女子共に日比谷高校で男子3.99倍、女子2.74倍。(東京都公式ホームページ)>
<東京都生活文化スポーツ局は31日、08年度の都内私立高校一般入試の中間応募状況を発表した。調査は28日正午現在のもので、全日制は191校で2万1690人の募集に対し、4万7061人が応募した。平均倍率は07年度比0・17ポイント減の2・17倍となった。
倍率が最も高かったのは、男子校が学習院高等科(豊島区)の普通科一般2回目の7倍、女子校が豊島岡女子学園(同区)の6・07倍、男女校が青山学院高等部(渋谷区)の12・36倍だった。【木村健二】(毎日新聞 2008年2月1日)>
この格差が、大学入試のときに一気に中越地区の生徒さんにふりかっかってくるのです。実際指導して、出会うお子さんの中には本当に基礎能力の高い高校生がいます。びっくりするくらいです。ところが学習意識がいかんせん低い。それでは、残念ながらよい大学には合格しません。それどころか、本来その能力を発揮できる場さえ限られてしまうのです。本当に本当にもったいないことだと思います。
本番で、困ったことにならないように、前もってセンター試験の危機マニュアルについて書きます
本番の試験は、大失敗は許されません。余裕を持って想定されるリスクに備えておきましょう。例えば、事故や天候による交通トラブルに巻き込まれてしまっても、しっかりと証明書を受け取り、試験会場に行って、焦らずに遅れた理由を説明します。同様に今年度は、インフル対策は避けて通れません。正当な理由であれば、同じ条件で試験を受けることができます。
1.電車が事故で止まってしまった
この時期、毎年繰り返されるのが降雪による電車や公共交通機関の遅れです。時間的余裕を持ってください。それでも遅れた場合には、試験場に着いた時に、遅れた理由をはっきり言うことが大事です。電車の運行会社などが遅延証明書を出すケースもあります。学校単位で会場に移動する人が多いと思うので、事故の場合、会場側でも事実確認が容易にできるでしょう。ですから、最低、試験会場でも事故情報を問い合わせできるように、明確な理由や事実関係を説明してください。
受験生の責任ではない場合は、不利にならないように、別室で時間を繰り下げて試験を受験できます。試験時間は減りません。寝坊したとか、道に迷ったなど、受験生個人の責任で遅れた時は、開始から20分までは入室を認められますが、遅れた20分は、試験時間から差し引かれます。リスニングは基本的に遅刻は認められないようです。
2.急に身体の具合が悪くなった時
追試験の申請をすべきです。疾病や負傷、やむを得ない理由がある場合には、申請を受け付けてもらえます。インフルエンザなどの感染症にかかっている場合は、本試験を受けることはできません。必ず追試験を受けてください。追試験は本試験の2週間後の1月29日、30日頃です。
また、試験当日は感染予防のため、できるだけマスクを着用し、使用済みのマスクは持ち帰ってください。毎年、試験会場でインフルエンザを移うつされて、試験後に発熱する人がいます。注意してください。それから薬品類も注意です。カゼ薬の成分中、アレルギー症状を緩和するための抗ヒスタミン成分が脳の働きを鈍くすることはよく知られた事実です。あと僕の知っている生徒さんは健康ドリンクを飲むとおしっこが出たくなって試験どころではなくなる、といっています。それぞれみなさんの身体に相談して服用してください。普段使った事のない薬剤の使用は要注意です。
3.インフルエンザ感染の申請方法
新型インフルエンザなどの感染が試験前に分かった場合は1月12~13日頃、本人または代理人が、申請書や診断書などの必要書類を、受験票に記載されている「問い合わせ大学」に持参して、申請してください。困ったときは、身近な高校の先生に相談することが大切です。
当日の場合、1日目は午前7時半~午後5時35分、2日目は午前7時半~午後5時までに、受験票の「問い合わせ大学」に電話連絡し、指示に従って申請してください。今年は新型インフルエンザが流行しているため、電話が込み合って受験生が焦らないように、申請期間を2日間に延長しています。落ち着いた対応をとってください。
当日の申請も、事前の場合と同様に申請書や診断書などの必要書類を添えてください。保護者が代理でしても構いません。電話をした時ではなく、必要書類を提出した時に許可されます。その日の試験を1科目でも受けてしまったら、追試験の申請はできませんから、注意してください。
4.判断に困る事態が発生した場合
事実確認が難しい例はわずかですが、「途中で忘れ物に気づいてとりに帰って、気づいたら1時間経っていた」などというのは困ります。事実かどうかわからないので、証明できるものを出してくださいと言わざるを得ません。事故証明書とか、診断書が出ればいいのですが、現実的には申請時間も限られていますし、追試許可は難しいと思います。
本番は、自分の在校する高校単位で試験を受けると思います。学校でまとまって移動すれば、先生もついていますし、大きなトラブルは回避できます。自分をまもるためにも、試験と割りきって集団行動をとってください。もし、何か心配なことがあったら、ひとりで勝手に判断したり、悩まずに、身近な大人に相談してください。必ず力になってくれるはずです。
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